全国大会

<次回全国大会>

主催校よりご挨拶

2018年7月7日(土)および8(日)に関西大学にて多国籍企業学会第11回全国大会が開催されます。統一論題は「多国籍企業が越える境界の再考」です。国際経営論や多国籍企業理論は、企業が国家主権によって規定される国境や現地社会が形成する文化を越えることを学問領域の存立根拠としてきました。今日、多国籍企業が直面する境界には、業界(産業)、組織、そして、職能といった様々な境界が含まれます。

これらの境界を越える主体には、世界中に拠点の配置を完了した多国籍企業にとどまりません。設立当初から国境を越えていくボーン・グローバル企業、業際化を通じて新たな産業のプレイヤーを目指す企業、国際展開を通じて巨大化していったかつての中小企業、そして、組織間関係や機能間関係をグローバルに管理しようと試みる企業などが考えられます。

多様な主体が多様な境界に対処する今日、そうした境界を越えること自体の意味を問い直すことは、理論的にも実践的にも重要であると思われます。例えば、ポスト・トランスナショナル・ソリューション、国境を越えたことで産まれるイノベーション、先進国や新興国という単純な区分に依らない国際市場認識、国境の存在に対するアカデミックな意見の対立、業際化や企業間の提携を通じた新しい産業の創出など、幅広い議論が射程となるでしょう。

本大会では境界概念を中心としながら、多国籍企業を巡る理論と実践に対するインサイトを得ることを目的とします。この目的を達成するためには、多様な学問的背景を持つ研究者の優れた報告とそれに基づく学会全体としての議論が必要となります。梅野委員長をはじめとするプログラム委員の皆様のご尽力により、統一論題では優れた報告者の方々にご登壇いただき、自由論題では14もの報告が行われます。

7月7日は七夕です。本大会が皆様の知の邂逅の場となりますよう、主催校一同、努力する所存でございます。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

主催校 関西大学 馬場一

<大会プログラム>
<統一論題>
<自由論題第1会場>
<自由論題第2会場>

過去の全国大会情報

第10回多国籍企業学会全国大会(2017年7月15日・16日 於:日本大学)
  第10回全国大会プログラムPDF
  第10回全国大会報告要旨一覧

第9回多国籍企業学会全国大会(2016年7月8日・9日 於:広島市立大学)
  第9回全国大会プログラムPDF
  第9回全国大会報告要旨一覧

第8回多国籍企業学会全国大会(2015年7月11日・12日 於:慶應義塾大学)
  第8回全国大会プログラムPDF
  第8回全国大会報告要旨一覧

第7回多国籍企業学会全国大会(2014年7月5日・6日 於:九州大学)
  第7回全国大会プログラムPDF
  第7回全国大会報告要旨一覧

第6回多国籍企業学会全国大会(2013年7月13日・14日 於:阪南大学)
  第6回全国大会プログラムPDF

第5回多国籍企業学会全国大会(2012年7月7日・8日 於:創価大学)
  第5回全国大会プログラムPDF

第4回多国籍企業学会全国大会(2011年7月9日・10日 於:コープイン京都)
  第4回全国大会プログラムPDF

第3回多国籍企業学会全国大会(2010年7月10日・11日 於:東洋大学)
  第3回全国大会プログラムPDF

第2回多国籍企業学会全国大会(2009年7月11日・12日 於:コープイン京都)
  第2回全国大会プログラムPDF

第1回多国籍企業学会全国大会(2008年6月28日・29日 於:明治大学)
  第1回全国大会プログラムPDF